ホーム / U ビザ
U ビザ書類の認証翻訳
U ビザは、ドメスティック・バイオレンス、性的暴行、人身取引など、対象となる犯罪の被害者のためのビザです。対象は、相当な身体的または精神的虐待を受け、その犯罪を捜査または訴追する当局に協力したことがある人、協力している人、または協力する見込みのある人です。被害者本人がフォーム I-918 を USCIS に提出し、警察、検察官、裁判官などの証明機関(certifying agency)が署名した証明書である補足書式 B(Supplement B)と、本人が署名した陳述書を添えます。請願に含めたい家族は、補足書式 A(Supplement A)で加えます。犯罪は通常米国内で起きているため、警察や裁判所の記録はたいてい英語です。外国語であることが多いのは、被害者本人の陳述書、家族の書類、そして外国での犯罪歴があればその記録です。それぞれに全文の英訳と、翻訳が完全かつ正確であること、および翻訳者にその翻訳を行う能力があることを記載した翻訳者の証明書(8 CFR 103.2(b)(3))が必要です。
USCIS が審査
フォーム I-918 に、請願書提出前の6か月以内に証明機関の担当官が署名した補足書式 B と、請願に含める家族1人につき1通の補足書式 A を添えます。
署名入りの陳述書
犯罪について述べた被害者本人の陳述書は必須です。外国語で書かれたものは全文を翻訳します。
家族と裁判の書類
家族一人ひとりとの関係を証明する出生証明書と婚姻証明書、免除申請のための外国の裁判記録。
概要
| U ビザ | |
|---|---|
| 請願者 | 被害者本人が、米国内または米国外からフォーム I-918 を提出します。添えるのは、犯罪を捜査または訴追する機関(警察、検察官、裁判官のほか、児童保護機関や労働省など)の担当官が署名した証明書である補足書式 B と、請願に含めたい家族1人につき1通の補足書式 A です。被害者が入国不許可事由に該当する(inadmissible)場合は、フォーム I-192 で免除(waiver)を申請します。 |
| 審査・判断 | USCIS だけが判断します。USCIS はすべての証拠をあらためて審査し、補足書式 B も含めて、それぞれの書類をどれだけ重視するかを決めます。U ステータスを付与できるのは、主たる請願者について年間10,000人までです。審査を待つ間、請願が真正(bona fide)である米国内の請願者は、就労許可と強制退去の延期措置(deferred action)を受けられます。そのほかの資格のある請願者は待機リストに登録され、強制退去の延期措置または仮入国許可(parole)を受けます。請願は古いものから順に承認されます。 |
| 証明すべきこと | 対象となる犯罪の結果として、相当な身体的または精神的虐待を受けたこと。その犯罪について信頼できる確かな情報を持っていること。捜査や訴追において証明機関に協力したことがある、協力している、または協力する見込みがあること。犯罪が米国内で起きたか、国外にも適用される米国連邦法に違反するものであること(8 CFR 214.14)。犯罪が最初に起きた時に16歳未満だった被害者や、行動する能力または判断能力を欠く被害者については、親、後見人、または本人のために行動する人(next friend)が、情報を持ち、協力することができます。 |
| 外国語であることが多い書類 | 被害者が外国語で書いた場合の本人の陳述書。家族一人ひとりとの関係を証明する出生証明書、婚姻証明書、離婚判決書、養子縁組の決定書。外国語で書く親族や目撃者の陳述書。免除の申請では、外国での有罪判決の記録と裁判所の処分の記録。 |
| 翻訳の要件 | 外国語の記載がある書類にはすべて、全文の英訳と、翻訳が完全かつ正確であること、および翻訳者にその翻訳を行う能力があることを記載した翻訳者の証明書(8 CFR 103.2(b)(3))が必要です。 |
| ページ数 | 通常は中程度です。陳述書は数ページ、証明書は1通につき1〜2ページ、外国の裁判記録は1件につき数ページです。 |
翻訳が必要になることが多い書類
どの書類を請願に含めるかは、ご本人、または担当の弁護士や認定代理人(accredited representative)が決めます。選ばれた書類は、印影・スタンプ・手書きの書き込みも含めてすべて翻訳します。U ビザの請願書類で外国語のものは、通常次のとおりです(リンク先は英語のページです)。
- 本人の陳述書:被害の事実を述べた署名入りの陳述書は必須です。被害者自身の言語で書かれたものには、全文の英訳が必要です(陳述書の翻訳)。16歳未満の被害者や行動する能力を欠く被害者の場合は、親、後見人、または next friend が陳述書を提出できます。
- 年齢:被害者の出生証明書。16歳未満の被害者に代わって親、後見人または next friend が情報を提供し、協力する場合に、その年齢を示すため、または請願に加える親またはきょうだいとの関係を証明するために提出します。請願とともに提出するパスポートや国民身分証明書も、ほかの書類と同じように翻訳します。
- 家族(補足書式 A):それぞれの家族関係を示す信頼できる書類。たとえば出生証明書と婚姻証明書、以前の婚姻を解消した離婚判決書または死亡証明書、養子縁組の決定書です。日本の書類では、通常は戸籍謄本が出生証明書と婚姻証明書にあたります。21歳以上の被害者は、配偶者と21歳未満の未婚の子を加えることができます。それより若い被害者は、さらに親と18歳未満の未婚のきょうだいも加えることができます。
- 犯罪と虐待:補足書式 B、警察の報告書、米国の裁判記録は通常英語ですが、プエルトリコの記録はたいていスペイン語です。英語の記録の中にある外国語の部分(引用されたメッセージや添付された陳述書など)も翻訳します。外国の医療記録や、外国語で書く親族や目撃者の陳述書にも、ほかの書類と同じく翻訳が必要です。
- 免除(フォーム I-192):世界のどこかで有罪判決を受けたことがある場合は、偽証罪の罰則のもとで署名した陳述書と、それぞれの有罪判決とすべての裁判所の処分の公式記録。外国の裁判記録は、通常その国の言語で書かれています。
翻訳を審査する機関
USCIS は、請願書とそれとともに提出されたすべての書類のほか、追加証拠の要求(Request for Evidence、RFE。英語ページ)への回答も審査します。どの翻訳にも 8 CFR 103.2(b)(3) が適用されます。米国外にいる請願者は、請願が承認されると、米国大使館・領事館で面接を受けます。
連邦法は、限られた例外を除き、国土安全保障省(DHS)、司法省、国務省が U ビザの請願者に関する情報を開示することを禁じています(8 U.S.C. 1367)。自宅で郵便を受け取るのが安全でないと感じる請願者は、私書箱や、友人、弁護士、支援を受けている団体の住所など、安全な郵送先を請願書に記載できます。この法律が義務を課しているのは政府機関ですが、eVerbary では、書類を閲覧できるのはその注文を担当するスタッフと担当の翻訳者だけで、書類は米国内に保管されます。詳しくは「セキュリティ」(英語ページ)をご覧ください。
ページ数の目安
原本の1枚を1ページとし、文字数は問いません。両面に印刷された1枚は2ページ、表と裏のある ID カードは1ページで、白紙のページは数えません。証明書は通常1〜2ページです。陳述書や外国の裁判記録は数ページになることがあり、提出するものはどれも全文を翻訳します。
ご注文の大半は数時間以内に納品しており、1〜3ページであれば遅くとも24時間以内に納品します。優先納品(Expedited)なら、所要時間は約半分です。
公式情報源
このページに記載した要件は、すべて2026年11月5日に以下の情報源で確認したものです。情報源はいずれも英語です。
- 8 CFR 214.14, alien victims of certain qualifying criminal activity (ecfr.gov)
- Policy Manual, Volume 3, Part C, victims of crimes (uscis.gov)
- Victims of Criminal Activity: U Nonimmigrant Status (uscis.gov)
- I-918, Petition for U Nonimmigrant Status (uscis.gov)
- Form I-918 instructions, edition 01/20/25 (uscis.gov)
- I-192, Application for Advance Permission to Enter as a Nonimmigrant (uscis.gov)
- 8 U.S.C. 1367, penalties for disclosure of information (govinfo.gov)
- Mandatory Electronic Filing (e-Filing), interim final rule, 91 FR 51924 (August 11, 2026) (govinfo.gov)
- 8 CFR 103.2(b)(3), translations (ecfr.gov)
よくある質問
補足書式 B には翻訳が必要ですか?
いいえ。補足書式 B は USCIS の英語のフォームで、証明機関の担当官が記入し、署名します。翻訳が必要なのは、請願とともに提出する外国語の書類の一つひとつです。
陳述書を母国語で書きました。翻訳は必要ですか?
はい。ほかの書類と同じく、翻訳者の証明書を付けた全文の英訳が必要です。代わりに、通訳者を介して英語で作成する場合は、「VAWA と U ビザの陳述書のための通訳」(英語ページ)をご覧ください。
機械翻訳を提出することはできますか?
国土安全保障省(DHS)は、自動翻訳ツールで作成した翻訳を受け付けるかどうかを検討し、2026年8月、こうしたツールは現時点では同省の要件を満たすほど正確かつ確実には翻訳できないと結論づけました(91 FR 51941)。eVerbary の翻訳は、すべて人間のプロの翻訳者が行い、納品前に当社の別の担当者が原本と照らし合わせて確認します。
翻訳に公証は必要ですか?
USCIS への提出には必要ありません。8 CFR 103.2(b)(3) が求めているのは翻訳者の証明書で、公証ではありません。ほかの機関から公証を求められた場合は、1注文あたり$34.90です。